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自分たちの手で政治を変えませんか。僕たちは参加自由型で政策論議をするグループです。議員も参加しており、よりよい街づくりを目指しています
by chibaiku
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千葉市の財政

デモクラッツCHIBA勉強会
千葉市の財政1

日時:2015年1月17日(土)17時~19時
場所:高洲コミュニティーセンター集会室

2月22日に予定している千葉市財政局の学習会の事前勉強会を行いました。千葉市財政局のHPから「千葉市財政の概要」をダウンロードして資料にしました。これを読むとほぼ概要が理解できますが、いくつか不明点が残りました。
 以前は、一般会計の借金の他に特別会計や第三セクターなどの借金もあり、一般市民が市財政の全体像を理解することは容易ではありませんでした。2006年に北海道夕張市が財政破綻したことから、2007年に自治体財政健全化法が制定され、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率、資金不足比率を指標として用いることになり、今は全体像がわかりやすくなりました。
 千葉市は政令指定都市になってから公共事業のやりすぎで大借金をかかえ、その額は歳入を遥かに超える1兆円に達しました。その様な中で、熊谷市長が誕生し、2009年に「脱・財政危機宣言」を発し、事業仕分けや人件費カット、歳入確保に取り組んだ結果、5年間で市債残高を228億円減らすことができました。しかし、依然として実質公債費比率と将来負担率は政令指定都市の中で最下位に沈んでいて最悪の状態です。また、国民健康保険事業は平成21年と22年の50億円近い単年度赤字は解消されたものの、平成24年度も1.7億円の赤字で、累積額は116億円に達しています。
 以下に会議で出た疑問点を記します。

○人件費や公共事業費が減少している一方で、扶助費と経済振興費が増加しているようである。扶助費と経済振興費の詳細と今後の見込みを知りたい。
○基金からの借入が未だに行われているようだが、その必要性は何か?一般会計も実質上は赤字なのではないか?
○債務負担行為による支出が400億円程度あるが、その詳細を知りたい。また、外郭団体で大きな問題はないか?
○臨時財政対策債、減収補填債、退職手当債の現状と今後は?
○過去5年間の一般会計の黒字合計は82億円。国民健康保険事業の累積赤字は116億円。何で、市債残高が200億円減少するのか?
○第2期財政健全化プラン(平成26年度~29年度)では、例えば、4年間で400億円以上の市債残高の削減が目標とされているが、この数字の妥当性は?第1期財政健全化プランの目標は800億円の削減であったが、恐らく200億円程度の達成であり、なぜ達成できなかったのか?平成25年度末の市債残高は1兆594億円のようなので、年に100億円ずつ減らしたとして、100年以上かかることになる。このペースで世代間の公平性が保てるのか?
○企業誘致など税収アップのための具体的な成果は?例えば、事業税収入の他政令指定都市との比較データはないか?
○事業仕分けの現状は?過去の成果と今後の見込み。

 これらのことを2月22日に予定されている千葉市財政局の出前講座で質問したいと思っています。(書き手 宮川伸)
by chibaiku | 2015-02-08 13:13
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